はじめて自分で自分のジーンズを作ってみたよ!

私の趣味はレザークラフトです。革を切ったり縫ったりして好きなものを作ります。

厚い革でも縫えるミシンを使いますが、その流れでミシンを使って布を縫う、ということも趣味になりました。 自分がミシンを使うなんて考えてもいなかった頃、おぼろげながら自分だけのジーンズが欲しいと思っていたことがあります。

 

 

それが自分で好きなデニム生地を使い、自分の好きな糸で好きな大きさで作れるなんて、最高の製作期間でした。 ジーンズは10種類以上のパーツから成り立っていて、作り自体はそんなに複雑ではないというのが感想です。

 

ジーンズが履かれるようになった100年以上前、労働者の作業着のために開発されたというのは知られた話ですが、その通り、あまり凝ったものではなく、短時間で縫えて丈夫さが兼ね備わっているというのが元にあります。

 

ただ作ってみて気が付くのは、大体の形には誰でもできるかもしれないけど、丁寧でしっかりとしたものを作ろうと思うと、これは奥の深いものだと気づかされました。

 

特に股ぐりの開きや厚い生地が何枚も重なる部分は難しいです。 ジーンズつくりにはたくさんのミシンが必要になります。

 

直線縫いのミシン、切れ端を処理するミシン、ボタン付けをするミシン、縫い返しを何度かして補強するためのミシンなどが必要です。それが理由で趣味でジーンズを作っている方が少ないのはあると思います。

 

もちろん商品として売ろうと思えば、このようなミシンが必要になってくるかもしれませんが、直線縫いと、切れ端処理のミシンがあれば何とかいけます。

 

やっていると手がインディゴで青くなり、抑えたりするため結構な力がいる作業なんだとわかりました。

こうやって100年以上もほとんど変わらない作り方で作られてきたんだなと考えると、彼はとてつもない発明品だとわかります。 自分で作りもう何枚目かになります。

 

まだいうことのない一枚には巡り合えません。奥の深いこの作品づくりが見つかって本当に良かったなと改めて感じる毎日です。